皇太子さまは12日、東京農業大学(東京都世田谷区)で開かれた秋篠宮さまが主宰する研究 会で、「牛車の絵図」に関する研究発表を行われた。
同大では鶏の家畜化について研究している秋篠宮さまが客員教授を務められている。研究 会は、鶏に限らず広く動物の家畜化について多角的に研究する会で、今回のテーマが「牛」だったことから、秋篠宮さまが牛車の絵図を研究している皇太子さま に講演を依頼されたという。
皇太子さまと秋篠宮さまが研究者として同じ研究会に参加されるのは「おそらく初めてのこと」(東宮職) という。非常に珍しい機会だ。
宮内庁によると、研究会で皇太子さまは、パソコンを使い、スクリーンに画像を映しながら、平安~鎌倉時代の牛車の構造などを約30分間にわたって説明され た。皇族や貴族の身分によって外装や内装が異なることや、ご自身が3年前に牛車に乗ったエピソードなどを紹介されたという。
講演後の質疑 応答では、「牛車をひいたのはオスかメスか」といった質問が飛び出し、動物学の専門家が「オスは気性が荒いからメスだったの ではないか」と答えるなど、議論は終始盛り上がったそうだ。皇太子さまも秋篠宮さまも積極的に質問したり、議論に参加したりされたという。